実技試験について

FP,試験

FP試験は、学科試験と実技試験の2つのタイプの試験からなります。これは、1~3級のクラスの別を問いません。すなわち、もっとも難易度の低いFP試験3級であったとしても、合格するためには必ず、実技試験を突破しなければならないということです。

「実技試験」と聞くと、少し身構えてしまう受験生も多いかと思いますが、少なくとも3級と2級に関しては、それほど恐れる必要はありません。FP試験の学科試験はマークシート形式で行われますが、これが実技試験になると記述形式に変わります。裏を返せば、解答の形式が変わることを除けば、学科試験と実技試験にはそれほど大きな違いはないと言って良いでしょう。

とは言っても、複数の選択肢の中から適切な答えを選ぶだけの学科試験と比べると、実技試験の難易度が高いのも事実です。また、実技試験は科目選択制になっているので、それぞれの内容をしっかり把握した上で、自分に合った科目を選択することがとても大切になってきます。以下に、クラスごとに各科目の内容を簡単に紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

まず、FP試験3級の実技試験における試験科目は、①個人資産相談業務、②保険顧客相談業務の2つで、それぞれの具体的な内容は以下の通りです。
①個人資産相談業務
● 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
● 個人顧客の問題点の把握
● 問題の解決策の検討・分析
②保険顧客相談業務
● 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
● 個人顧客の問題点の把握
● 問題の解決策の検討・分析

次に、FP試験2級の実技試験における試験科目は、①個人資産相談業務、②中小事業主資産相談業務、③生保顧客資産相談業務、④損保顧客資産相談業務の4つで、それぞれの具体的な内容は以下の通りです。
①個人資産相談業務
● 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
● 個人顧客のニーズ及び問題点の把握
● 問題の解決策の検討・分析
● 顧客の立場に立った相談
②中小事業主資産相談業務
● 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
● 中小事業主のニーズ及び問題点の把握
● 問題の解決策の検討・分析
● 顧客の立場に立った相談
③生保顧客資産相談業務
● 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
● 生保顧客のニーズ及び問題点の把握
● 問題の解決策の検討・分析
● 顧客の立場に立った相談
④損保顧客資産相談業務
● 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
● 損保顧客のニーズ及び問題点の把握
● 問題の解決策の検討・分析
● 顧客の立場に立った相談

最後に、FP試験1級の実技試験についてですが、3級や2級のような記述形式ではなく、口頭試問形式によって行われます。また、試験科目についても選択制ではなく、以下の1科目のみとなります。
①資産相談業務
● 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
● 顧客のニーズ及び問題点の把握
● 問題解決策の検討・分析
● 顧客の立場に立った対応


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