試験科目③

FP,試験

FP試験の学科試験における試験科目は、1~3級すべて共通で、「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスランニング」「不動産」「相続・事業承継」の全6科目となっています。そのうち、「不動産」「相続・事業承継」科目において学ぶべき内容について紹介したいと思います。

不動産

【1~3級共通】
● 不動産の見方
● 不動産の取引
● 不動産に関する法令上の規制
● 不動産の取得・保有に係る税金
● 不動産の譲渡に係る税金
● 不動産の賃貸
● 不動産の有効活用
● 不動産の証券化
● 不動産の最新の動向

ライフプランの目標を達成するための大きな手段となるのが、金融資産の運用と不動産の運用です。不動産は、債券や株式などの金融資産と比べると高額な資産なので、プランニングする上でも大変重要になります。そう考えると、不動産の種類や価格、あるいは関連法規などについて学ぶこの科目の重要性がおわかりいただけるかと思います。FPの資格が、金融や保険業界ばかりでなく、不動産業界でも活かせると言われている理由のひとつは、この「不動産」科目にあります。

相続・事業承継

【1~3級共通】
● 贈与と法律
● 贈与と税金
● 相続と法律
● 相続と税金
● 相続財産の評価(不動産以外)
● 相続財産の評価(不動産)
● 不動産の相続対策
● 相続と保険の活用
● 相続・事業承継の最新の動向
【2級または1級のみ】
● 事業承継対策
● 事業と経営

「相続・事業承継」科目は、数字が中心のFP試験の試験科目の中でも、法律寄りの科目と言えるでしょう。というのも、相続の考え方は民法に規定されているため、この科目のベースになるのも、やはり民法の基礎知識だからです。
相続税、遺言、相続財産の評価方法などについて学ぶわけですが、仮に亡くなった人が会社の経営者だった場合には、そこに事業承継の問題も絡んできます。金融資産や不動産の運用のように日常的に発生する事象ではないため、FP試験の試験科目の中でも、重要性の点では、他の科目にやや劣ると言っても良いかもしれません。


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