FP試験1級

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FP技能士資格には、技能レベルに応じて、1~3級までの3つのクラスがあります。そのうち、FP技能士資格の最高峰が、1級FP技能士です。このページでは、1級FP技能士になるための検定試験(FP試験1級)について解説していきます。

FP試験1級を受験するためには、5年以上(2級合格者は1年以上)の実務経験が必要になってきます。FP試験2級にも受験資格はありますが、3級に合格していればその要件を満たすため、ハードルはそれほど高いものではありません。その意味では、FP試験1級は、合格することはもちろん、受験することも難しい試験と言うことができます。

FP試験1級も、2~3級同様に、学科試験と実技試験によって行われます。ただし、2~3級では学科と実技の試験が並行して行われますが、1級では学科試験に合格して初めて、実技試験を受験できるようになります。

FP試験1級の学科試験の試験科目は、①ライフプランニングと資金計画、②リスク管理、③金融資産運用、④タックスランニング、⑤不動産、⑥相続・事業承継の全6科目。試験科目自体は、FP試験2~3級と同じですが、出題の範囲と深度の点で異なります。また、2~3級は60点満点中36点以上で合格でしたが、1級は200点満点で120点以上得点できれば合格となります。

実技試験に関しては、2~3級と1級では、内容が大きく異なります。2~3級の実技試験は、マークシート方式が記述式になるだけで、基本的には学科試験の延長線上の試験です。しかし、1級の実技試験は口頭試問形式となり、まさに「実技試験」といった感じの試験が行われます。試験科目は「資産相談業務」となっていますが、具体的には①関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング、②顧客のニーズおよび問題点の把握、③問題解決策の検討・分析、④顧客の立場に立った対応の計4項目が審査されます。なお、実技試験の合格ラインは200点満点中120点以上となっています。

受験資格の点でも、試験内容の点でも、FP試験1級は非常にハードルの高い試験です。初学者や、FP資格を取得して金融業界への就職・転職を考えている方などは、まずは3級、次に2級という具合に、段階を踏んで上を目指すことをおすすめします。


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