FP技能士について

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FP試験は、正式名称を「ファイナンシャル・プランニング技能検定」と言います。技能検定というのは、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」のことで、現在、100を超える職種について実施されています。この制度自体は1950年代からあるのですが、そのラインナップに、FP技能士が加わったのは2002年のこと。つまり、FP技能士とは、誕生してまだ10年あまりのまだ新しい資格なのです。

弁護士、税理士、社労士、行政書士といった、いわゆる「士業」と呼ばれる資格と、FP技能士を始めとした「技能士」資格には大きな違いがあります。それは、多くの「技能士」資格には、技能レベルに応じた級数があることです。当然のことですが、「士業」には、たとえば税理士1級とか、社労士2級といった級数は存在しません。あくまでもその資格を持っているかそうでないか、2つに1つの世界です。しかし、「技能士」資格には級数が設定されているため、自分の能力や経験に応じたレベルの試験に挑戦することができます。これは、受験生にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

みなさんが受験を検討しているFP試験について言えば、3級FP技能士、2級FP技能士、1級FP技能士の、計3つのクラスがあります。
3級FP技能士は、言うなれば、ファイナンシャル・プランニング業務を行う上での登竜門的な資格です。特別な受験資格等もなく誰でも受験できるため、「FPに興味がある」「FPについて勉強してみたい」といった初学者にぴったりのクラスとなっています。もちろん、3級でもFP技能士であることに変わりありませんので、合格すれば、履歴書や名刺にも堂々と「FP技能士」と記載することができます。
2級FP技能士は、FP資格の中核をなすクラスです。3級合格者でもFP技能士を名乗って仕事をすることはできますが、資格を活かしてバリバリ活躍したいのなら、最低でも2級試験の合格を目指したいものです。
2級の上には、さらに1級FP技能士というクラスがあります。2級の試験は、たとえ実務経験がなくても、3級に合格していれば受験することができるのですが、1級の試験を受けるためには、実務経験が必須となります。金融機関などにお勤めであれば、こちらのクラスの受験を検討しても良いと思いますが、もしそうでないなら、あまり上を見すぎることなく、とりあえずは2級試験までを視野に入れておくと良いでしょう。


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